「vue-notification」を使ってNotificationを実装する

2019年7月23日

「vue-notification」を使ってNotificationを実装する

vue-notificationとは

「vue-notification」を使ってNotificationを実装する

 

vue-notification」は、Notificationを実装するライブラリです。

アニメーション位置などのカスタマイズを行うこともできます。

 

インストール

以下のnpmCDNを使ってインストールします。

npm

npm install --save vue-notification

CDN

<script type="text/javascript" src="https://unpkg.com/vue-notification"></script>

 

gitリポジトリは以下から取得できます。

https://github.com/euvl/vue-notification

 

導入手順

シンプルなNotificationを実装します。

1. ライブラリの取り込み

(1)webpack等の場合 ※モジュール版は未検証です。

import Notifications from 'vue-notification'
Vue.use(Notifications)

(2)WEBページの場合
少し特殊なやり方です。

<script type="text/javascript">
    window.vue = window.Vue;
</script>
<script type="text/javascript" src="https://unpkg.com/vue-notification"></script>
<script type="text/javascript">
    window.vueNotification = window["vue-notification"].default;
    Vue.use(vueNotification);
</script>

2.notificationのメソッドを設定

new Vue({
  el: "#app",
  methods: {
    onClick: function(position, type){
      this.$notify({
         title: 'メッセージです。',
         text: 'click to ' + position ,
         duration:100,
         group: position,
         type: type
      });
    }
  }
})

3. <notifications>テンプレートを準備

<div id="app">
    <button @click="onClick('top-right', 'warn')">【warn】top right</button>
    <button @click="onClick('top-center', 'error')">【error】top center</button>
    <button @click="onClick('bottom-center', 'success')">【success】bottom center</button>
    <button @click="onClick('bottom-left', 'warn')">【warn】bottom left</button>
    <notifications group="top-right"></notifications>
    <notifications group="top-center" position="top center"></notifications>
    <notifications group="bottom-center" position="bottom center"></notifications>
    <notifications group="bottom-left" position="bottom left"></notifications>
</div>

 

サンプル

>>専用ページで確認する

 

プロパティ

vue-notification」のプロパティ一覧は以下になります。

Name Type Default Description
group String null 通知ホルダーの名前(指定されている場合)
type String null 通知に割り当てられるクラス
width Number/String 300 通知ホルダーの幅は%px文字列または数値です。
有効な値: '100%'、 '200px'、200
classes String/Array 'vue-notification' 通知要素に適用されるクラスのリスト
position String/Array 'top right' 通知がポップアップ表示される画面の一部
animation-type String 'css' アニメーションのタイプ、現在サポートされているタイプがあるcssvelocity
animation-name String null 以下のために必要なアニメーションの名前cssアニメーション
animation Object $* 以下のためのアニメーションの設定Velocityのアニメーション

$ = {enter: {opacity: [1, 0]}, leave: {opacity: [0, 1]}}

duration Number 3000 アニメーションの時間(ミリ秒)を表示したままにします(負の場合- 通知は永久に、またはクリックされるまで)
speed Number 300 アニメーションの表示/非表示の速度
max Number Infinity 通知ホルダーに表示できる通知の最大数
reverse Boolean false 通知を逆の順序で表示する
ignoreDuplicates Boolean false 通知を逆の順序で表示する
closeOnClick Boolean true クリックしたときに通知を閉じる

API

this.$notify({
    // 通知保持者
    group: 'foo',
    // 通知のタイプ[warn, error, success]
    type: 'warn',
    // タイトル
    title: 'This is title',
    // 内容
    text: 'This is <b> content </b>',
    // オーバーライドし、デフォルト/提供期間
    duration: 10000,
    // デフォルトのアニメーション速度をオーバーライドします。
    speed: 1000
    // テンプレート
    data: {}
})

まとめ

Notificationを実装するライブラリでした。

WEB版で実装するのに少し工夫が必要でしたが、ライブラリとしての実装し易さはバグツンです。
簡単にカスタマズも実装できます。

まあ他にも↓のようなライブラリもあるので、あとは好みの問題かと思います。

「vue-toasted」を使ってNotificationを実装する

 

今日はこの辺でー

 

  • この記事を書いた人

カバノキ

印刷会社のWEB部隊に所属してます。 WEB制作に携わってから、もう時期10年になります。 普段の業務では、PHPをメインにサーバーサイドの言語を扱っています。 最近のお気に入りはJavascriptです。 Vue.jsを狂喜乱舞しながら、社内に布教中です。

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