「vue-typical」でタイピング風に表示されるテキストを作る

vue-typicalとは

vue-typical は、タイピング風にテキストを表示するアニメーションを実装するための軽量ライブラリです。

容易な実装が可能で、ライブラリも軽量な為、ちょっとサイトに動きを付けたいなと言う時に簡単に実装することが可能です。

 

【動画サイズ:24KB】

 

環境

この記事は、以下の管理人の検証環境にて記事にしています。

vue.js 2.6.10
vue-typical 1.6.2

 

ライブラリの取得

ライブラリを取得するには、npm, CDNのどれか一つを使用します。

npm

npm install vue-typical

CDN


<script src="https://cdn.jsdelivr.net/npm/[email protected]/dist/typical.umd.min.js"></script>

gitリポジトリは以下から取得できます。

 

導入手順

管理人が行った、動作確認サンプルを実装するために、以下の手順でソースコードを導入していきます。
このサンプルでは、タイピング風のアニメーションを実装します。

 

step
1
ライブラリの呼び出し

まずライブラリを呼び出す為に、以下の2通りのケースで呼び出します。

ES6等で実装する場合

import typical from './typical.js'

UMDで実装する場合

const typical = window['typical'];

 

step
2
Vueインスタンスを設定

new Vue({
  el: '#app',
  components: {
    typical
  }
});

 

step
3
テンプレートを準備

<typical>を設置します。

プロパティとして、steps を必須としてloop wrapper を設定します。

steps

必須プロパティです。
値は、配列で行います。
配列の中には、テキスト・数値・関数を設定することができます。

loop

テキストの表示回数を設定することが可能です。
回数の設定を数値で設定することもできますし、「Infinity」を設定することで無限にループさせることもできます。

wrapper

テキストを表示するときに、テキストを囲むタグを設定することができます。

サンプルはケバブケースで記載しています。

<div id="app">
  <typical
    :steps="['Hello', 1000, 'Hello world!', 500]"
    :wrapper="'h2'"
  ></typical>
  <typical
    class="typicalWrapper"
    :steps="['こんにちは', 1000,'みなさん!', 1000, 'カバノキです!', 3000]"
    :loop="Infinity"
    :wrapper="'h3'"
  ></typical>
</div>

 

サンプル

今回のソースを実際に触って確認できるようにデモを用意しました。

See the Pen
「vue-typical」でタイピング風に表示されるテキストを作る
by カバの樹 (@kabanoki)
on CodePen.0

 

 

プロパティ

プロパティ 必須 入力例
steps 必須 Array<String | Number | Function> ['Hello', 1000, () => alert('Word')]
loop Number 1 or 'Infinity'
wrapper String 'div'

 

さいごに

タイピング風にテキストを表示するアニメーションを実装するためのライブラリでした。

今日はこの辺でー

 

  • この記事を書いた人

カバノキ

印刷会社のWEB部隊に所属してます。 WEB制作に携わってから、もう時期10年になります。 普段の業務では、PHPをメインにサーバーサイドの言語を扱っています。 最近のお気に入りはJavascriptです。 Vue.jsを狂喜乱舞しながら、社内に布教中です。

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