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カバの樹

CPIサーバーで「閲覧できません (Forbidden access)」と表示される

2022年3月15日

 

はじめに

CPIサーバーでWordpressをクライアントに提供したのですが、
一部の管理画面機能で「閲覧できません (Forbidden access)」というページが表示されてしまうと連絡がありました。

 

調べてみると、どうもWAFがエラーとして検出してるみたいです。

 

エラーページに「Powered by SiteGuard Server Edition」とか表示されているので、完全にWAFですね。

 

原因とはいえWAFを無効にするのは完全に下策です。

なので、指定した状況だけWAFの適用を除外する設定を行います。

 

プラグインを使ってWAFの除外ルールを設定

WordPressを使用しているなら、プラグインで設定するのが簡単です。
SiteGuard」プラグインをインストールします。

 

step.1 プラグインのインストール

プラグインの「新規追加」でキーワードに「SiteGuard」と入力します。
SiteGuard WP Plugin」が表示されたら「今すぐインストール」でインストールし、「有効」にします。

※管理人はすで有効済みになっています。

 

 

step.2 除外設定

「SiteGuard WP Plugin」を有効にすると、メニューに「SiteGuard」というタブができているので、「WAFチューニングサポート 」ページへ移動してください。

 

 

「新しいルールを追加」から除外ルールの設定を行います。

 

 

シグネチャ」および「ファイル名」を必須設定として登録します。
それぞれの設定内容を調べるには、CPIのWAFのログを確認する必要があります。

ココに注意

「ファイル名」の設定は任意ですが、WAFを使用するならば可能な限り除外する範囲を狭めて、攻撃への対策を広くすべきです。
特に理由が無いなら、必ず「ファイル名」を設定しましょう。

 

 

step.3 除外対象を調べる

除外ルールを設定するには、除外する「シグネチャ」および「ファイル名」を知る必要があります。
これはCPIのWAFのログを確認することで知ることができます。

CPIのコントロールパネルへログインします。
コントロールパネルの「Web」タブから「WAF」を選択します。

 

 

ログ詳細の「表示」リンクからWAFのログページへ移動します。

 

WAFログが表示されるので、「URL」と「検索シグネチャ」をStep2の画面に入力します。

 

 

step.4 除外ルールを入力

Step3で調べた「URL」と「検索シグネチャ」を、Step2の入力欄に記入します。

今回は「sqlinj-5」のシグネチャを設定します。

 

検索シグネチャ」を「シグネチャ」に
URL」を「ファイル名」へ入力します。

NOTE

今回は「ファイル名」にURLを設定しました。
これはプラグインが自動的にURLからファイル名を設定してくれるからです。
URLを使わずに、直接ファイル名を設定することもできます。

 

 

最後に除外ルールの一覧ページにある「ON/OFF」ボタンを「ON」にしてください。
これで除外ルールが設定されます。

ココに注意

除外すべきシグネチャは、一つとは限りません。
除外ルールを設定した状態で、まだWAFがブロックする場合は、再度WAFのログを確認して、別のシグネチャが発生していないか確認しましょう。
発生していた場合は、それを追加で除外ルールに設定します。

 

 

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